仕上がりサイズ

トンボと塗り足し
トンボ

印刷データに必要となる『トンボ』とは、四角形の外にあるL字と十字のマークです。印刷機は1枚の大きな白い紙に、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(K)の4色のインキを重ねて刷っていきます。その各色インキの刷り位置を合わせる目安としてトンボが使われます。また、印刷物を仕上げる工程で、断裁(カット)位置の基準として使用します。トンボがないと大きな紙に印刷した後、どの位置でカットすればいいのか分からないためです。
塗り足し
断裁では切り落とし位置に微妙なズレが必ず生じます。そこで塗り足しが必要になってきます。塗り足しとは仕上がりサイズよりも3mm程度はみ出すようにデータを作成することです。このように塗り足しを付けることで白地が見えずに綺麗に断裁することができます。

CMYK色とRGB色について
シアン(Cyan) マゼンタ(Magenta) イエロー(Yellow)による色料の三原色は、混ぜれば混ぜるほど明度が下がり黒に近づくので減法混色と言われています。プロセスカラー印刷では、黒の部分を引き締めるためにブラック(Black)を追加してCMYKの4色で最終的な色を表現しています。R(レッド) G(グリーン) B(ブルーバイオレット) による色光の三原色は、色を混ぜれば混ぜるほど明度が上がり、白に近づくので加法混色と言われています。
印刷用紙のご説明
様々な種類に分類することができますが、弊社で特によく利用される用紙をご紹介しますと、「コート紙」「マット紙」「上質紙」の3種類です。その中でも厚みで違いがあります。
- ・「コート紙」
- 印刷用紙のうち、原紙の表面をコーティングすることによって、印刷面に光沢がある紙です。紙面に対して写真が入る面積の大きいチラシやポスターなどに多く使用されます。
- ・「マット紙」
- 印刷面には光沢のない紙ですが、印刷の再現性には優れた用紙です。
- ・「上質紙」
- 化学パルプ配合率が100%の洋紙を指します。主な用途は雑誌・チラシ・事務用伝票・メモ帳・ノート・原稿用紙などの印刷用途です。厚手のものは郵便洋書や名刺などにも用いられます。
オフセット印刷の仕組み
商業印刷で最も一般的な印刷方式です。実際に印刷イメージが作られている版と紙が直接触れないのが特徴です。版に付けられたインキを、一度ゴムブランケットなどの中間転写体に転写(offset)した後、紙などの被印刷体に印刷するため、オフセット印刷と呼ばれます。オフセット印刷の大半が平版(へいはん)を用いて行われているため、オフセットと言えば平版オフセット印刷のことを指すようになっています。大部数の印刷に適していて、刷り部数が多いほど一枚単価はお得になります。
ご注文サイズと入稿サイズが異なる場合
- ●「1.0mm」以内の違いの場合
- 原則ご入稿データの通りで印刷を行い、中心点を基準にご注文サイズで断裁します。
※場合により不備データとしてご案内をさせていただくことがございます。 - ●「1.1mm」以上の違いがある場合
- 原則不備データとして進行がストップいたします。納期遅れの原因となりますのでご注意下さいませ。
アジロ綴じ冊子のデータ作成注意点
無線綴じは糸も針金も使わず、接着剤だけで背を固めてまとめる方法で、並製本の一つです。当社の綴じは無線綴じを改良したアジロ綴じとなります。アジロ綴じは無線のように背をすべて削らず、紙折りの段階で背丁の背にカット・アンカットの切り込みを入れておきます。そこに糊を浸透させ、表紙を接着します。これにより無線綴じの本と比較して、開きが柔軟性に富み、接着力が強くなります。中綴じよりもページ数の多いものに適しており、丈夫な本になります。しかし、本の厚みもあるので中綴じのように完全に開ききることができないため、ノド部分のデザインには注意が必要です。
スクリーンショットについて
- ●Illustrator
-
- ファイルメニューの「データ書き出し」を選択
- ファイルの種類を「JPEG(jpg)で保存
- JPEGオプションを画質:「10」最高(低圧縮率)、カラーモード:RGB、形式:ベースライン(標準)、解像度:スクリーン、オプション:「アイチエイリアス」にチェック
- ●Photoshop
-
- ファイルメニューの「別物で保存」を選択
- ファイルの種類を「JPEG(jpg)で保存
- JPEGオプションを画質:「12」最高(低圧縮率)、形式:ベースライン(標準)
濃度オーバーについて
K100%の黒をスミベタ、対してスミベタにCMYをそれぞれ40%程度足した黒をリッチブラックと言います。同じ黒ですが、一般的にはリッチブラックの方が締まりのある黒に仕上がると言われます。
この「CMYをそれぞれ40%程度」足した黒であれば問題ないのですが、CMYK各色の合計が400%となる『四色ベタ』にしてしまうと、印刷後のインキが乾燥できずに重なり合った用紙に汚れのように付着してしまいます。これは裏写りと呼ばれるもので、紙の種類によってインクの乾きやすさが異なるためにデータ作成の段階から注意が必要です。
具体的には掛け合わせの合計が、コート紙なら320%以内に(※コート紙53kgの場合は300%以内) マットコート紙なら300%以内に収まるように作成してください。こうすることで裏写りを予防することが出来ます。
入稿データにコート紙320%以上・マットコート紙300%の色が使用されている場合、弊社判断にて色調整をさせていただくことがございます。この色調整により印刷物全体の色合いが多少変化することもございますが、裏写りを防ぐための処理ですのであらかじめご了承ください。
表現の難しい色(転びやすい色)
プロセルカラー印刷の特性上、表現の難しい色が存在します。例えば、CMYをすべて100%に設定するとモニター上では理論通り真っ黒になりますが、実際の印刷では絶対にそうはなりません(赤みがかったり、青っぽくなったり予期せぬ色に仕上がります)。CMYのみで特に濃度の高い色を表現するのはなるべく避けてください。色ムラが発生したり、モニター上とは全く違う予想外の色に仕上がってしまうことがあります。『濃い色』を表現する場合にはK(ブラック)を加えて作成いただくと、比較的安定した色合いになります。
フォントのアウトライン
文字部分をそのままの状態にして入稿されますと、データを開く環境によって異なるフォント(書体)で出力されてしまいます。
必ず文字データをオブジェクトデータに変換(アウトライン化)してください。
また同じフォントが入っている環境で開いた場合も、詰め文字の情報などが反映されないこともございますので、Windows・Macintosh問わず全ての文字はアウトライン化してください。
●アウトライン化
- レイヤーのロックを解除
- 「オブジェクト」→「すべてのロック解除」を選択
- 「選択」→「すべて」を選択し、すべてのオブジェクトを選択します
- すべての選択を保ったまま「文字」→「アウトライン作成」を選択します









